「プロが自由に建築・インテリアをデザインしたら…」
そこから見えるデザインの本質
「もし理想の家を建てるなら?」今よりもっと使いやすく、好きなテイストを取り入れて居心地よく…など、理想をすべて詰め込みたくなってワクワクしながら想像を膨らませる人は多いのではないで…
「もし理想の家を建てるなら?」
今よりもっと使いやすく、
好きなテイストを取り入れて居心地よく…など、
理想をすべて詰め込みたくなって
ワクワクしながら想像を膨らませる人は
多いのではないでしょうか。
フリーキスワークス代表取締役の梶本も
「理想の家をつくるとしたら?」という問いには
希望に満ちた「あなたらしい。」があふれています。
そこにある、
空間デザインに対する
純粋な思いや価値観などは、
フリーキスワークスのデザインにも反映されています。
*
「おもいきり純和風の平屋にしたい」
それが、梶本の理想の家です。
自然ゆたかなエリアの山際に、
平屋の引き戸を開けると
ガラガラと音が鳴り、
まず飛び込んでくるのは三和土(たたき)の土間。
土間付きの玄関には、
式台と上がり框(かまち)という段差があり、
その奥に広がるのは畳敷きの居住空間。
土間には、自分の趣味の物も置き、
訪れた人が式台に腰を掛け会話する。
玄関、居住空間、物置き、通路といった
ひとつひとつの空間の境界線が緩やかな
日本の伝統的な家屋設計。
外の自然と屋内をつなぐ縁側はマスト。
自然と調和が生まれる昔ながらの建築に、
すべて間接照明を取り入れるなど、
インテリアデザインでモダンな要素を取り込んでゆく。
ソファなど大型の家具は
装飾がないシンプルなもの、
個性は
クッションなどの小物や
旅で集めた雑貨で味つけ。
自分にしかつくれない空間へと仕上げる。
このイメージの元となるのは、
生まれ故郷である岡山の景色と
家族との思い出、
そして今日までの経験が培った梶本の好みです。
フリーキスワークスのデザインにも通じるのは、
「ひとりの人間の人生をそのまま表現した空間」
であるということ。
店舗でもオフィスでも家でも、
心から安らげる空間とは、
空間の所有者が生きてきた軌跡が息づき、
これからの人生を彩っていきます。
*
人がリラックスできる場所といえば、
家だけに限りません。
ホテルや旅館といった宿泊施設も、そのひとつ。
まったく異なるバックグラウンドを持つ人たちが集まり、
同じ空間をシェアしながら
それぞれがリラックスした時間を満喫する…
また、非日常の空間の中で
普段の暮らしの中では気づかなかった
「あなたらしい。」を発見することも。
特異でおもしろい空間です。
梶本に理想のホテル・旅館デザインについて聞くと
「時間が許すなら、四季の景色を確認したい」
という予想外の答え。
ホテルや旅館は、
最高のひとときをお客さまに提供する場所。
屋内にいても、
四季によって移り変わる
美しい外の景色を取り入れるデザインで、
そこでしか生まれない空間に仕上げたいという。
夏に新緑が美しい方角、
秋の紅葉が一番感じられる方角に
それぞれに窓など開口部を設ける。
ロビーは全面ガラス張りで、
空間の先に庭や自然の景色。
周辺環境の美しい景色を編集し、
建築・インテリアデザインへ
落とし込む。
*
空間デザインの真髄とは、
「人生の営みをすべてアートに昇華させること」
であると、フリーキスワークスは考えています。
お客さまがこれまでの人生で経験し、
そして得てきた人生の美しい部分を
見つけてすくいあげ、
編集し、
建築・インテリアデザインによって
空間という形にする。
デザインの本質は、
「あなたらしい。」につながっています。
「あなたらしい。」空間が、
ビジネス、日々の暮らし、旅という
日々のあらゆるシーンを、
特別な“アート経験”にしてくれるのです。